【中国茶の世界】工夫茶器って何?
日本においては、中国大陸及び台湾で産出されるお茶のことを中国茶と言います。
製造方法などによりそれぞれ、
緑茶・黄茶・黒茶・白茶・青茶・紅茶
の6種類に分類されるのが一般的です。
例えば耳なじみのあるものだと、青茶(せいちゃ)は烏龍茶。黒茶はプーアル茶などが含まれます。
使われる茶器は、紅茶を淹れる際に使われる一般的なティーポットや、日本で親しみのある急須などとは異なり、『工夫茶器』と呼ばれる専用のものがあります。
中には香りの豊かな中国茶を楽しむために、香りをかぐためだけの茶器も存在します。
下記に、簡単に主な茶器と用途をご紹介させていただきます。
- 茶盤(ちゃばん)
深い木のトレイのようなものにすのこ状の板が乗っています。
この上に他の茶器を乗せて使います。
また、不要なお湯やお茶はこの中に捨てます。
- 茶壺(ちゃふう)
「ちゃつぼ」ではありません。
日本で言う急須です。
見た目も急須そっくりで、淹れるお茶は焼き加減によって使い分けられます。
- 茶海(ちゃかい)
日本茶を回し注ぐように、お茶の濃さを一定にするために一旦移す器です。
- 茶杯(ちゃはい)
湯呑と違い、小さな器で何度も頂きます。
おちょこのような見た目です。
- 聞香盃(もうこうはい)
こちらが香りをかぐためだけの器です!
香りを逃がさないため、茶杯に比べて背が高くスリムなものが一般的です。
現代の淹れ方に近づいたのが清の時代(17〜20世紀頃)とされています。
「工夫」とは、手間暇をかけ、技工を凝らすという意味で使われます。
⚠この先は以前のワークショップの告知です。
直近の開催予定はこちらのページのワークショップの項目をご覧ください。
そんな工夫茶器を通じて中国茶の世界に触れるワークショップを、
12月11日、12日、13日のバータイムで三夜連続開催いたします!
ワークショップでは実際にこれらの茶器を使用し、初めて中国茶を淹れる方でも、肩肘張らずに楽しみながら学んでいただけます。
とっつきづらい印象があるかもしれませんが、このワークショップを通じて
少しでも中国茶を身近なものと感じていただけたら、そしてご興味をお持ちになるきっかけになりましたら嬉しいです。
12月11日(金) 20:30~22:00 残0席
12月12日(土) 20:30~22:00 残0席
12月13日(日) 20:30~22:00 残1席
お申し込みは各種SNSのDM、
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また、当日はバータイムの営業は無しとなります。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
12月14日、21日は、月曜日ですが2週連続で
✨🎄クリスマスティー🎄✨
のワークショップを開催いたします!
こちらのご紹介記事も近日公開いたしますので、ぜひご覧くださいね♪
→公開しました!こちら